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日本人が海外で銀行口座を作ること

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クローバル化の進展に伴い、将来への資産形成に向けて海外の銀行口座を開設したいと考える人が多くなってきています。そこで今回は日本人が海外の銀行口座を開設するメリットや注意点を始め、海外口座にまつわる疑問について解説していきます。

海外銀行口座とは

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海外銀行口座とは、海外に本店を構える銀行の口座のことを指します。日本でも使える国際デビットカードと紐付けされた普通預金と、相対的に高い金利を享受しようという資産形成を目的とした定期預金があります。

利息で得た収益については、一般的には日本において申告する必要があります。海外のどこにその資産を預けているかにかかわらず、日本在住であればきちんと税金を支払う義務が生じます。特に国外財産報告調書制度が整備されてから残高5,000万円を超える場合は、その報告義務があるとされています。

国外財産報告調書制度についてはこちら
www.nta.go.jp

日本人が海外口座を開設するメリット

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日本人が新たに海外の口座を作るメリットは、その金利の高さ。例えばモンゴルの場合ですと、現地通貨トゥグルグの定期預金の金利は1年ものの定期でおよそ年利11.4%、ハードカレンシーであれば、米ドル建定期で年利3.7%、日本円建定期で年利2.0%となっています(2020年12月2日時点)。

日本では金利の高さで定評のあるインターネット銀行でも高くて円貨で0.25%(2020年12月2日時点)。このことから、海外口座における外貨預金がいかに魅力的か分かります。

また海外に口座を持っているとその国での金融取引が非常に楽になります。海外への送金や現地の投資用不動産の家賃を受け取りなど、あらゆる取引を迅速に済ませることができます。

海外口座を開設する際の注意点

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口座開設の上での注意点もあります。昨今ではインターネットバンキングサービスも充実していますが、基本的に口座開設の手続きは英語ないしは現地の言語で行わなければならなりません。特に急なトラブルが発生した場合はある程度の語学力がないと対処することができません。

ただ最近では外国銀行の中でも日本に駐在員事務所を開設している銀行もあるので、不安のある方は相談してみると良いでしょう。一方で、時折、インターネットで垣間見る外国銀行での銀行口座開設を代行する業者は、外国銀行代理業のライセンスを持っていない闇業者も多いため、注意が必要です。

まとめ

外貨預金は一定のリスクはあるものの、上手に活用すれば高金利で確実に資産形成が可能です。まずは興味のある国の金融や政治、行政などの情報をインターネットで収集してみるといいでしょう。


本記事で取り上げているモンゴルへの投資に興味のある方はこちらのサイトを覗いて見ることをおすすめします。
tdbm.jp